PMS

ホルモンバランスが乱れることで起こる症状として有名なものに、「PMS」があります。

PMSは「月経前症候群」とも呼ばれ、生理の前になると、イライラしたり、無意味に悲しくなったり、メンタル面でマイナスな影響がとても出やすくなるというものです。

生理前になると…

この症状は生理が始まると嘘のように治まってしまい、また生理前になると再発します。

低度ならよいのですが、ひどい方になると自分をコントロールできないくらいにイライラしてしまい、家族や恋人にあたってしまうというケースも少なくないため、深刻に悩んでいる方も多いようです。

この原因は科学的には判明していない部分も大きいのですが、生理前にホルモンバランスが乱れることによって発生するのではないかといわれています。
PMSの症状は、周りからの理解を得ながらやり過ごすしかないというところも大きいのですが、ちょっとした工夫で軽減されることもあるようなので、ダメ元で試してみてはいかがでしょう。

まず一つ目に、生理前一週間くらいから、砂糖を断つとPMSや生理痛が和らぐという説があります。

これは漢方的な考え方が元になっているようですが、やはり科学的根拠はないようです。

しかし実際に生理前に砂糖を控えることで、これらの症状が軽減されたという方がたくさんいらっしゃいますので、簡単にできるので試してみてもよいと思います。

体を温めよう

次に、体を温めること。
冬場でなくても就寝時には湯たんぽを子宮のあたりに充てて寝たり、レッグウォーマーをつけるなどして、体を温めることでホルモンバランスの乱れが改善し、PMSの症状を軽減できるといわれています。
あとは、サプリメントを飲むのもひとつの方法です。
PMSや更年期障害などに効果があるといわれているサプリメントがいろいろと販売されています。
昔からある有名な商品もあり、口コミでも評価が高いので、あまりひどい症状に悩まされている場合には、費用はかかってしまいますがチャレンジしてみるとよいでしょう。
生理前だけではなく、日頃からホルモンバランスを整えるような生活を心がけることで、症状を軽減させることができるケースもあるようです。

適度な運動などもホルモンバランスを整えるにはとても大切ですので、最近体を動かしていないという自覚のある方は、なるべく歩くようにするとか、テレビを見ながらストレッチするなど、気軽にできる運動に取り込んでみてもよいと思います。

あとは、女性ホルモンを活発にする大豆製品は、ぜひ積極的に食べるようにしましょう。