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睡眠から

リラックスして眠る女性睡眠も、ホルモンバランスを整えるにはすごく大切な要素です。
ホルモン関係だけでなく、美容や健康にも睡眠はとても重要。自律神経を整えるためにも、良質な睡眠はとても重要になってきます。

ホルモンバランスの面で考えてみましょう。
ホルモンを活性化させるには、「エストロゲン」という物質が必要不可欠なのですが、睡眠不足が続いてしまうと、このエストロゲンの分泌が著しく低下してしまいます。
結果ホルモンが活性化されず、乱れてきてしまうのです。

成長ホルモンの分泌

また、アンチエイジングになくてはならない「成長ホルモン」は、睡眠中に分泌されますので、睡眠はアンチエイジングにも直接的に関わってきています。
これはしっかり寝ないといけませんね。

理想的な睡眠時間は、6時間から7時間くらいといわれています。
もちろん8時間睡眠時間を設けることができればそれに越したことはありませんが、週末などを除き、社会人が平日に8時間の睡眠をとることはなかなか難しいですよね。まずは6時間睡眠から確保していきましょう。
同じ6時間でも、しっかり熟睡できる6時間と、眠りの浅い6時間では、その睡眠の効果はまったく違ってきてしまいます。
せっかく睡眠をとるのですから、少しでも質の高いものにするために、ちょっとした工夫をしてみましょう。

質の高い睡眠を得るためには、まず使用している寝具から見なおしてみましょう。
特に枕は、自分に合っていないものだとぐっすり眠れない上に、起床時に首や肩が痛くなってしまうこともありますので、自分に合った枕を用意したいですね。
最近は簡易オーダーメイドできる枕工房があって、ご自身の首のアーチや高さなどを計測し、それに合った枕をつくってくれるというお店もあります。
ちょっと予算はかかりますが、快適な睡眠のためなら安いもの。ぜひ自分へのご褒美に検討してみてはいかがでしょうか。

安い羽毛布団には粗悪品が多い

次に、布団やシーツなど、使っていて気持ち良いと思えるものを揃えるのも大切。そして、常に清潔な状態に保ちましょう。
布団は羽毛布団がおすすめです。

寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれていますが(夏はその何倍もの汗をかきます)、一週間寝たとしたら、コップ7杯分の汗がシーツに染みこんでしまうということですよね。
これは衛生的にもちょっと心配なので、できればシーツや枕カバーは週に1回は洗濯するように心がけたいところ。
特に枕カバーは清潔にしておかないと、吹き出物の原因になってしまうこともあります。枕カバーだけでも週に1回は洗濯しましょう。

目を閉じたときにチカチカして眠れないという方は、アイマスクを使ってみるのもよいでしょう。
真っ暗な状態で安心して眠れますし、「アイマスクを使っている」という感覚が、より深い眠りに誘ってくれるかもしれません。

慢性的に眠りが浅い、という方は、メラトニンというサプリメントを使ってみてもよいですね。
メラトニンは睡眠時に分泌されるホルモンになりますが、これがしっかり分泌されていない場合に、眠りの質が悪くなる傾向があるようです。
就寝前にメラトニンのサプリメントを摂取することで、眠りの質が格段に上がったという口コミも多くみられますので、副作用の心配もほとんどないため、睡眠でお悩みの方は試してみては。

これらをクリアして、よりよい睡眠をとり、ホルモンバランスをバッチリ整えていきましょう。