ホルモンバランスが非常に乱れている場合には、産婦人科でピルを処方されることがあります。
また、ご自身がホルモンバランスの乱れを感じているときに、自発的にピルの服用を希望することも。
ピルは以前は避妊薬として活用されていましたが、現在はさまざまな用途で使用されています。
ニキビや肌荒れなどの悩み
ピルの服用を希望する方は、前述した完全な避妊をしたいとお考えの方、生理秋期が乱れており、それを安定させたい方、生理痛がひどいため軽減させたい方などが挙げられます。
ほかにも、ニキビや肌荒れなどに悩まれる方がピルの服用を希望されることもあるようです。
ピルは服用することでホルモン関連の悩みを軽減してくれますが、逆に副作用が起こることもあるといわれています。
この副作用については、腹痛や肌荒れ、倦怠感やメンタル面の浮き沈みなどが挙げられますが、体質に合ったピルを服用することで改善されますので、もし産婦人科で服用したピルによってこれらの症状が出た場合には、ピルの種類の変更を申し出てみましょう。
独断でピルを購入
現在は低用量ピルといって、人体に大きな影響を与え過ぎないものが開発されており、初めてピルを服用する方についてはこういった種類のものが処方されることが多いのですが、低用量ピルであれば、大きな副作用を感じることは少ないようですので、安心して服用してください。
ピルは基本的には産婦人科などで処方していただき、入手するのが一般的ですが、最近はインターネット通販などでも販売されています。
通販で購入することのメリットは、診察代がかからないので安価で入手できるという点ですが、診察をきちんと受けないと自分に合っているピルがどんなものなのかがわかりませんし、服用方法についてもいろいろな決まりがありますので、初めての方が独断でピルを購入して服用するというのはおすすめできません。
まずは産婦人科でピルを飲みたい理由、悩んでいる体調などについてきちんと診察を受け、その上で処方されたピルを服用しましょう。
体に合ったピルを服用すれば、これまで悩んでいたホルモン関連の体調不良は劇的に回復するといわれています。
正しい方法できちんと服用を続け、ホルモンバランスを整えるのもひとつの有意義な方法です。
産婦人科に行くというと少し抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、今はたくさんの方が産婦人科に通われていますので、心配ありません。
興味のある方は、一度産婦人科での診察を受けてみてはいかがでしょう。